ハッピーサウンド
- CUCURI MONTESSORI SCHOOL
- 7 時間前
- 読了時間: 2分
更新日:3 時間前
ククリの保育室では、2歳から6歳の子どもたちが、日々、思い思いの「おしごと」を楽しんでいます。自らの手で、自分に合った教具を自然に選び取ることができるように、2~3歳の環境と、4歳以上の環境とを、棚の配置などによって緩やかに区分けしています。
私は、常にいち保育者として、毎日子どもたちと一緒にお仕事をしているのですが、主に、2~3歳の環境に身を置きながら全体に意識を向けるように心がけています。
2~3歳の子どもは、言葉によるコミュニケーションがまだ完全ではなく、身体の調整力も発達途上であるため、より近くで子どもの表情や動きを観察し、子どもの意志を汲み取って、必要なタイミングで適切なサポートができるようにするためです。
もうひとつ、2~3歳の環境でとても大事なことがあります。
それは、「会話を楽しむこと」です。
おしごと中にどのように先生やお友達に話しかければいいのか、どんな言葉をかけて他者の後ろを通れば安全か、など、ククリという「第二の家」での立ち振る舞いを練習する良い機会となります。
同時に、今日の朝ごはんの話や、お父様と一緒にバスに乗った話、昨日公園で虫を見つけた話、お母様と一緒にお弁当を作った話…などなど、彼らの「話したい!伝えたい!」という溢れる思いをしっかりと受け止める大事な時間でもあります。
モンテッソーリ園は、シーンとしている?おしごと中はお話ししちゃダメ?
いいえ、そんなことはありません。
確かに、4歳以上の環境で大きな声でおしゃべりばかりしていれば、他の子どもから「ねえ、ちょっと静かにして」と言われてしまうでしょう。
なぜなら、子どもたち一人一人が、自分のおしごとを全うする自由を守りたいからです。
でも、2~3歳の環境から流れてくる、その穏やかで楽しそうな笑い声は、ククリ全体を包み込むハッピー・サウンドとなり、5歳や6歳の子どもたちの笑顔を誘い、彼らの背中を押してくれているようにさえ感じるのです。
皆が集中してシーンとする瞬間、それは我々モンテッソーリ・ガイドが目指す素晴らしい「正常化」の瞬間です。しかし、私は、子どもたちが心からこの環境を愛し、楽しく、自分らしく、日々を過ごしてくれていることを、毎日このハッピー・サウンドを聴きながら何よりも幸せに感じています。


コメント